イスラム教のラマダン(絶食月)が始まりました。
日の出から日が沈むまで、食事はしません。水も飲みません。唾さえも飲み込まない人も居るそうです。
イスラム教が約90%のインドネシアでは、殆んどの人がこのラマダンに入っています。
ですので、他の宗教の人たちはあまり人目に付かないよう、ひっそり、こっそりと食べます。
日本の企業でも従業員の殆んどがインドネシア人、そしてその殆んどがイスラム教なのでランチ時は気を使うそうです。
夕方6時頃のお祈りが始まると同時に、胃にやさしい物から飲み、食事が始まります。昼間は屋台も出ていませんが、夕方になると屋台の周りは人だかりになります。
これが7月中旬まで続きます。
この期間中は、イスラム教徒者に対して、敬意をはらいいつもより慣用に接するようにと、大使館からもお達しがあるほどです。
私達には馴染みがない宗教行事です。陽があるうちは食べられないので、夜中のうちに食べるそうですが、この暑い中水も飲まないのはそうとうキツイですね。
気が荒くなる人もいるそうですが、この時期は多めにみてあげなければならないですね。
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