日本語クラブの学生で、独学で日本語の勉強をしているガリさんはとても日本語が上手です。勉強方法は日本の小説を読んでわからない言葉は納得するまで調べるらしい。
漢字の意味もわかるし、昔の言葉や歴史もよく勉強しています。まだ2年しかやってないらしいけどとにかく何でもよくわかっているので、いつも他の学生に通訳してもらってとても助かっています。
クラブが終わってカフェで休憩してから帰るのですが、ガリさんはたくさんの質問を持って現れます。それに付き合っているとなかなか帰れないのですが、ついガリさんのペースにハマってしまってます。
話は、日本の物価のこと(バナナはいくらか?お昼はいくらぐらいで食べれるの?)など平凡な事から始まり、環境汚染や日本の少子化問題まで話はどんどん広がり白熱していきます。インドネシアの学生とこんな議論するとは考えてもみませんでした。
私たち日本人の先生3人で話していましたが、一人が席を立っていなくなった時にガリさんが
「お花摘みに行ったの?」って聞いてきました。
「何を言っているの??」よく聞き取れなかった事もありますが、「お花がどうしたって??」
「トイレに行ってるんでしょ?日本ではトイレに行く時、”お花を摘みに行ってきます”って言うんでしょ?」
「ヘーーー、そうなんだ」
これも本に書いてあったらしく、何の小説を読んだか知りませんが、「何でもよく知っているなあ」と感心しきりの私たちでした。
それからは、私たち「お花を摘みに〜」を使わせてもらっています。
ガリさん、教えてくれてありがと。。。
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